※ メディア記事に掲載されました (2024年12月20日) お知らせ

Life of Spring とは

Life of Spring の理念

すべての生き物に『心の自立と生命尊厳』の世界を

目指す課題は、

ー競争社会から協力社会へー

現代は競争社会です。そして競争社会は資本主義社会の一部です。資本主義社会では強い者が社会の部分を支配、抑圧、搾取し、貧困の格差を広げています。

 競争社会に代わるシステムには「協力社会」があります。競争社会とは、同一の目的に向かって経済主体が私的利益を競い合うシステムのことで、負けた者が排除される仕組みです。これに対して協力社会では、協力し合って共通の目的を実現するため勝ち負けがない共存社会システムです。

日本はバブル崩壊後にこの協力社会システムが徐々に崩壊していきました。

競争社会に、現代日本の”福祉国家”の概念を取り込み、そこに、行政・企業に続く第三のセクターとして民間のセクター(非営利組織)が機能することによって今まで以上により良く資本主義社会を構築し、いままで取り残されてきた人々を残さず支援できるものと私は考えております。

また、SDGs(MDGs)を目標とした活動を行うことで開発途上国への自立した支援も可能と考えております。


団体名に込めた想い

ー互いを認め合う暖かい心ある社会をー

いつの世も、人々は自身のエゴや見栄、欲求のためにお互いを比べ競い合って生きています。それ自体が悪いことだとは思いませんが、それによって傷つく人、犠牲になる人たちがいるのも事実です。

人間には本来、互いを尊重し合い、思いやる心を持っていると私は確信しております。

“Life of Spring” ー春の命ー

人間が本来持つ暖かい心同士で繋がる社会を目指し、背負うものに捉われず各々の自身の心同士を尊重し合える社会、そんな理想を掲げた想いを込めております。


代表あいさつ

ー目の前のひとりに寄り添う心ー

私が中学生の頃、図書館で読んだ本で世界で起きている戦争の悲惨さ、戦争がもたらす貧困の実情を知り、世界に対しての興味を抱きました。学生時代は、その経験から外国語を学び、同時に世界で活躍するNGOの活動を見聞きし、そのやり甲斐に惹かれていきました。

ただ、私にはできない、私ひとりが行動しても世界は何も変わらない。そういった気持ちがあり実際に行動に移すことはありませんでした。

2013年に、ひとり旅でインドネシアを訪れた際に、貧富の差の実情を見聞きし体験し、衝撃を受けたのを鮮明に覚えております。

福祉の仕事を通して日本、また、世界の社会の内情を学び、今回の団体の設立をする決意に至りました。

まだまだ未熟者のわたくしですが、自身も成長していきながら、一歩一歩と歩んでゆき、関わる人々が今より少しでも明るい未来が描ける社会を創る、そんな希望を持ち続けていこうと決意しております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

代表理事 上田 薫

2021年11月18日